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2009.07.03

母親

今日皮膚科の待合室で、ヨウよりちょっと大きい男の子を連れたお母さんが私の隣に座った。
男の子は2歳半くらいかなあ。お母さんは、たぶん私とそう変わらないくらいで、派手でもだらしなくもなく、見た目普通の感じ。

しばらく待っていたらその男の子が退屈してぐずぐずいい始めたんだけど、お母さんの対応がね。ええ?と目(耳)を離せなくなるくらい冷たくて、たぶん待合室にいたみんながその親子に意識を集中させていた。

男の子は泣きわめくとかそんなんじゃなくて、お母さんにすがりついて、ずっと「ごめんなさい、ごめんなさい」と消え入りそうな声で泣いていて。
でもお母さんは男の子の手を「痛いから離して!あんたは朝からお母さんの言うこと聞かへんかった。許してほしかったらこの待ってる時間じっとおとなしく座っといて。ほらそうやって泣いとったら許すまでの時間伸びるだけやで。」
男の子が待合室の絵本を持ってきて、「お母さん、読んで。」
お母さん、「そんなん絵だけ見とったらわかるやろ。」
男の子はべそかきながら、「だって字読めへんもんーー」
お母さん、「とにかくおとなしく座っとけばいいの!」
終始目をつり上げて、トゲトゲしい態度で。

私はそのお母さんがなんでそんなに怒っているのかわからないし、子どものこととは別にとてもイライラする事があったのかもしれない。体調が悪かったのかもしれない。
他人の子育てに口出しする筋合いはないんだろうし、相手にとっては口出しされるなんてまっぴらごめんだろう。

こういうとき、冷静に「他人があーたこーだ言うべきじゃない。その親子の問題」と一歩引いてみとけばいいとはわかってはいるんだけど。
だけどっ!私はそういうことができないんだよー!感情的で自分勝手に判断しちゃうのよいつもいつも!
(だからこの日記を読んで「あんたうざい」と思われた方、なにも言わずにこのウインドウ閉じて下さい。)

もうねえ。隣でわなわなしながら聞いてたのよ。
たかだか生まれて2,3年しかたたない小さな子どもに、そんな許す許さんて、あんた子どもに何を求めとんじゃ?
絵本くらい読んだれよ!
「おばちゃん読んだろか?」と思わず口をついて出そうになった。

子どもに腹立つ気持ちもわかるし、まとわりつかれてうんざりする気持ちもわかる。うっとうしくて、子どもから離れて1人になりたい気持ちも。それでもちゃんと子どもを病院に連れてきてるんだから、きっとこのお母さんは基本は大丈夫な人なんだと思う。

お母さん業は24時間365日ずっと休みなしで、誰からの協力もなかったら疲れと腹立たしさの矛先を子どもに向けたくなる。私だってそうやって怒りぶちまけて自己嫌悪に陥って、の繰り返しだった。今だってそうだ。
だからあのお母さんに文句言える立場じゃないんだけどさ。でもね、「公共の場」でそういうイライラにブレーキがかからなくなったら、おしまいだ、と思うのだ。

人の目があると、子どもが騒いだり泣いたりすることに焦ってしまう。
なんで焦るかっていうと、家の外ではできるだけ「いい母親」でいたいと思うからだ。周囲に迷惑をかけずに、子どもにどうやって接すればいいか、自信がないし実際うまくいくようなもんではないとわかっているからだ。
「いい母親」である以前に、「いい大人」でありたいと思うから焦るんだよね、きっと。
人の目がないと「大人」になれないのか?私はたぶん、なれないなあ。ひとりで家にこもって子どもみてたら、虐待まがいのことしちゃうと思う。

話があっちこっちしまくりだけど、ええと、つまり、「外」で子どもに対して感情むき出しで接しちゃうというのは、あまり良い状態とは言えないんじゃないかと。育児はまず「外ヅラよく」が基本だと思うのよね。いや、どこを切っても「素敵なお母さん」な人はたくさんいると思うけど、そんな人ばかりでもないと思う。

結局、隣でわなわなしつつも、何も声はかけられなかったんだけど(←当然)、まあこっちが「あんたそらおかしいやろ」と口出したところで、逆にあのお母さん追い詰めることになるだけやろうしねえ。
同年代で同じような立場にいる私なんかが言うより、年配のおばちゃんがさらりと言ってくれたらありがたいのになあ。大阪ではよく見る光景だけど、今日はそういうおばちゃんがいなかったのか、それともそんなに目くじら立てるほどのことではなかったのか。私が一方的すぎるのかなー。わからんようになってきたなー。

でもうちのおばあちゃん(ダンナのおばあちゃん)があの場にいたら間違いなく、「あんたそらおかしいで!」とぴしゃりと言ったと思うなあ。

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Comments

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Posted by: quest bars | 2015.06.17 11:42

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Tracked on 2009.07.22 12:51

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