« わざと | Main | 茨木のり子 『詩のこころを読む』 岩波ジュニア新書 »

2005.03.01

片倉もとこ 『アラビア・ノート』 ちくま学芸文庫

なにげなく本屋で手にとった本。民族学を研究する著者が、30年ほど前に訪れたアラブで、「普通の」人々と生活を共にし、そこでの発見や感じたことをまとめたフィールド・ノート。当時では珍しかっただろう女性の文化人類学者として、主に女の立場からのイスラム社会を映し出す。あまりのおもしろさと興味深さに、一晩で一気に読めた。
2001・9・11のテロ事件以降、うさんくさくマイナスなイメージで語られることの多いアラビア。でも、いつの時代にもこの本に描かれているような、日常を生きている「普通の」人々がいる。興味のある方、おすすめです。

|

« わざと | Main | 茨木のり子 『詩のこころを読む』 岩波ジュニア新書 »

本棚」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 片倉もとこ 『アラビア・ノート』 ちくま学芸文庫:

« わざと | Main | 茨木のり子 『詩のこころを読む』 岩波ジュニア新書 »