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2005.03.01

『地理 統計要覧』 二宮書店

「読みもの」ではありませんが、ちょっと紹介。
地理が好きだと自覚したのは中学1年のとき。いろんな国や地域の、地形や文化・宗教、食生活などを知ることが、ものすごくおもしろいと思った。何時間でも地図を眺めた。好きなことを仕事にしたいと、社会の先生になろうとしたが、社会の先生は地図だけみていてもなれない。歴史(日本史)はからきし弱かった。以来、地理好きは趣味と転じたが、いまだに民族とか文化などの類を知ることに、ワクワクと胸が躍る。
これは地図と同様、いつでもパラパラとめくって、行ったこともないその国に思いを馳せ、そこで暮らす人々の生活を想像してみるのに、とても役に立つ。「統計要覧」なんて、なんの面白みも感じられないタイトルだが、中をひらくとあら不思議。まるで目の前にその土地の風景がひろがる思いがする。
例えば、「コーヒー豆の生産」をみる。生産高のランキングだ。へえ、こんな国にもコーヒーがたくさんできるんだ、と感心。それから隣の「コーヒー豆の消費量」に目を移す。これまたランキング。さっきの表には載っていない国々がランク入り。ほお、作っているところではほとんど飲まれていないんだ、ということがわかる。
その他にもありとあらゆる統計がずらり。「世界の主な窪地」だとか、「将来人口」だとか、「原油の埋蔵量」だとか、はたまた「地球規模で絶滅のおそれのある種」なんてのも。そのいちいちに、「へぇぇ」と感嘆をあげてしまう。
この統計要覧は毎年新しいものが発行されています。値段も400円弱とお手軽。たぶん高校の教科書関係の、社会科地理コーナーを探せば見つかるはず。400円で世界の国の妄想がひろがるなんて。妄想癖のある方、世界の国に興味のある方、おすすめします。

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