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2005.03.01

浦沢直樹 『20世紀少年』 小学館

漫画も好きです。
前作の『MONSTER』でもびっくらこいたけど、これはすごい。どうしてこんな話を考えだせるのか。読み始めると本に引き込まれ、周りのものが見えなくなる。懐かしい。この読み終えたときの、現実がふわふわしているような感覚。10代前半までは、こういう気分をよく味わえたような気がするけど。
こんなストーリー、現実にはあり得ないんだけど、でも似たような未来がもしかしたらつくられるんじゃないか。今だって、「正しいこと」が決して優先されているわけでもなく。人はつらい状況では、「やさしい」言葉に簡単に手を伸ばしてしまう。そんな不安がひたひたと沁みているのを感じる。
おっと、決して暗い気持ちにさせるような漫画ではありませぬ。むしろ勇気づけられるくらい、たくましい少年(だった大人)のお話し。

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